健康に最適な有酸素運動をするには何が大切か?
健康に最適な有酸素運動をするには何に気をつければいいの?
みなさんこんにちは。運動は健康に良いことなのはみなさんご存知だと思います。しかし、具体的に何が重要なのかまで分かって行動をしている人はいるでしょうか?もしご存知なければ、これを見ればある程度は参考になると思います。
本日は、長時間の有酸素運動は健康に効果的なのかについて、コロンビア大学の研究結果を参考に考えてみたいと思います。
目次
- 結論
- 研究内容の紹介
- 考察
- 実践できることや試してみたいこと
- まとめ
1. 結論
有酸素運動の内容よりも大事なものがあった
有酸素運動を長期的(1年以上)継続すること。
また、短期的な期間(12週間)でも健康にはいい影響を与えてくれる。
つまり、有酸素運動は、短期的・長期的問わず、健康にはいい影響を与えてくれるんですね。
2. 研究内容の紹介
サクッといきましょう
それでは大まかに研究内容を説明したいと思います。
研究対象:111人の人々『男性(32%)女性(68%)』、年齢層『18-39歳』を対象に行い、
82人の人に12週間の運動プログラムを行ってもらう。
研究方法:二つのグループに分かれて、1週間に4回、24分間と48分間運動するグループに分かれて実験を行いました。
評価する内容としては、不安やうつ症状などをアンケートで数値化しています。
結果:この二つのグループの健康に対する有効性には目立った違いは見られなかった。(両グループとも有効性は大)
運動量は26% 増加し、最大心拍数は、12% 低下していた。
しかし、その後(実験終了しても運動を継続しているグループ)の研究結果から、継続すれば運動効果(不安現象や心理的安
定など)は続き、向上したベースラインは維持したままだった。
3. 考察
重要なことは量よりも続けること!
ここからはこの研究内容から考えられることを示唆してみたいと思います。私は以下のようなことを考えました。
・有酸素運動は行えば健康にはいい効果をもたらしてくれる。
・若い年齢層の人にも効果は十分に確かめられた。
・あまり長時間の有酸素運動は短時間の有酸素運動と比較しても効果には変化なし
・長時間の有酸素運動は、継続にはマイナスになりえる可能性がある。
・運動を継続することでベースラインは維持され、徐々に負荷をあげることで向上できる可能性がある。
4. 実践できることや試してみたいこと
自分に最適な有酸素運動ってどう見つけようばいい??
やはり、しらべれば調べるほどたくさんの運動が健康にいいのかを教えてくれる気がします。例えば、
・心配事や、不安に強くなる。
・セロトニン(脳内物質)をたくさん出してくれる。→気分が良くなる。
・糖尿病や高血圧などを防いでくれる
・睡眠も質が向上する
・集中力や怒りコントロールが向上する
などそれ以外にもたくさんの効果が期待できます。
でも今回で一番学んだことは、運動量をたくさん増やしてもあまり効果は向上しないことです!!
なので、1週間に1回1時間の有酸素運動を行うよりも、1週間に最低3回、20分間の有酸素運動を行う習慣の方が効果も期待できて続けることができそうが気がしますね!
ちなみに、今回の実験では、自転車に乗って有酸素運動を行っていました。私の経験上、自転車を家の中で漕ぐのはかなりきついと思います。なぜなら、景色が変わらないし、全く楽しくないかったからです。
どうすれば、自分に合った有酸素運動を見つけることでできるでしょうか?
私なら、たくさん試していきます。ただし、むやみに試すのでは無くこのような基準を作ってから実践します。
- 自分で効果がありそうなものを調べてリストアップする
- やり方を自分なりにやりやすいアレンジして実践する(そのまましない)
- お試し期間を2週間設ける
などです。ちなみに、私がオススメするのは、ランニングです。ただし、ランニングマシンは使わない野外で走るものです。
なぜなら、自然の空気を吸うことで気分がリセットされ、周りの方と話す機会にもつながる可能性があるからです。気分が良いといも話しかけられない人でも勇気が出て新しい会話ができるかもしれないからです。(多分)
なので、自分に最適な有酸素運動(短時間でできるような)を見つけるには、やはり自分で試して継続できそうなやつを見つけるしかないですね!!
5. まとめ
今回の記事では、以下のようなことを学びました。
・有酸素運動は健康には効果抜群
・短時間でも効果あり
・長時間すれば効果が向上することは期待できない
参考文献
'Long-Term Effects of Aerobic Exercise on Psychological Outcomes', Thomas.M.DiLorenzo7 , University of Missouri-Columbia, Columbia, Missouri, 6521, Prevetive Medicile, Volume 28, Issue 1, January 1999, Page 75-8.